実験という名の本番。

土曜日に行われたPPTQで、ギデオンに疑問符が付いたこと、サイドに積み込んだ変身エンチャ2種がどうも強くない、ということが明らかになったため、二つの実験をテストしてみることにした。

①白黒機体にメインシャライ・ライラコンビは入れていいものかどうか
②本当にアンチエンチャ・ファクト系カードは入れるべきなのかどうか

①は言わずもがな。シャライラコンビはスタンにおける最強コンビなので、4-5と動ける強みがある。代わりにギデオンがスロットの関係でリストラ。
②は土曜日のPPTQで一度も使わなかったカードだったため(次に使わなかったのは賞罰の天使)、本当に使わないのか、という再確認。

リストは以下。

7平地
3沼
4秘密の中庭
4孤立した礼拝堂
4イフニルの死界
2屍肉あさりの地

4模範的な造り手
4悪意の騎士
4屑鉄場のたかり屋
2歩行バリスタ
3豊潤の声、シャライ
3黎明をもたらすものライラ

4キランの真意号

3ウルザの後継、カーン

4ベナリア史
2排斥

3致命的な一押し

サイドは
4脅迫
2大災厄
2試練に臨むギデオン
3残骸の漂着
2賞罰の天使
2神聖の発動

よくある白黒ビート(機体)のリストからギデオンを抜き、シャライを加えたリスト。
3マナがベナリア史のみ、4マナにシャライ、カーン、排斥と少し重めのリストに仕上がった。が、正直なところ2マナ圏が手厚いので、3ターン目は構えながら動いたり、造り手と2アクションをとったり出来るんじゃなかろうか、と考慮。中略つらいしね。

で、このリストを用いて神挑戦者決定戦へ。

R1:グリクシスコントロール〇〇―
相手がもたついている間にブンブンして勝った、としか書いていない。
自分のライフがまるっきり動いていない。どうやら事故が紛れているのかもしれない。

R2:赤黒ミッドレンジ(BIGs・中道さん)〇〇―
G1は差し切り、G2は相手の土地事故。やむなしとはいえ、土曜日のお返し達成。

R3:緑黒蛇(フィーチャーマッチ・ビデオなし)×〇〇
G1はこっちのゆったりプランに合わせてくれない(当たり前である)ブンブンで負け、G2は押し切り。G3は噛み合いのKが決まった形。

R4:エスパーコントロール〇〇―
どちらもこちらのブン。

R5:赤黒アグロ×〇〇
G1は一手及ばずの差し切られ、G2は逆に差し切り。G3についてはシャライラ降臨であとはお察し。

R6:赤黒ミッドレンジ(今回のトップ8・佐々部さん)××―
G1は完全にやられた形だが、G2について一手足りない悔しさがある。赤黒のダメージ源が豊富であることを分からされた。

R7:赤黒アグロ〇×〇
G3でまたもシャライラ成立。ちなみにG1は相手に何かあったら負けまで来ていた。

R8:エスパーフレンズ(今回のトップ8・堀内さん)××―
ダメなものは何をやってもダメ、を分からされたようなロック成立×2。

R9:赤黒アグロ〇××
G1でシャライラ成立。G3は白いクリーチャー1体で差し切りまで持って行けたので、自分の右手のなさに泣いた。

結果6-3。最終ラウンド勝っていたらトップ8の目まであった(負けたのが全勝の佐々部さんと分けスタートからの全勝だった堀内さんだったため)だけに悔しい。
もっとも、トップ8へ進んだからと言って上まで登れたか、と言われると怪しいものはあるが(自分の技術的な意味で)。


実験結果。
①シャライラは何をやってもシャライラ。強い。
成立しないタイミングのほうが多いのだが、シャライのみ、ライラのみであっても十分な強さ。ライラについては白黒機体のメインから搭載されているためコメントを略するが、シャライはコントロール相手でも立てるだけで封じ込めが利かず、他の手を殴らせると残骸が利かず、といいことずくめであることを付け加える。3手目が空く可能性は気にしなくていい。予想通り2-1か2マナと構えで進めることができた。

②今日、また一度も使わなかったんだが。
神聖の発動はどうやらリストラ。理由としてはそもそも王神に当たらなかった、というのもそうなのだが、赤黒アグロ(機体)に対しても使うことがなかったのは残骸の漂着が完全解答になっているため。
緑系ガルタに対しても強いので、2よりは3が板であることを追記。強者鏖殺? あいつはマナクリが残る時点でアウト。


さて、②においてサイドボードにフリースロットが2枚分できた。
何を積むか、という話題になるのだが、まず一つが
・ヴラスカの侮辱か栄光の刻
PWに触れるカードが2種4枚しかないためヴ辱を第一候補にする。ここに追放除去1種2枚を挿すことでもっとフンコロ神やPWに対抗しよう、ということであるのだが、コントロールはそもそも強迫と大災厄で十分スロットを見ている。そこまで手厚くいく必要はない(メインシャライもコントロールを見てくれることは今日判明した)。そこで
・糾弾の天使
破滅の刻のクソカードの登場である。
僕の持論として「変なテクニックのあるカードは、基本その使い方を(出来れば自分だけが)知っていれば輝く」というものがある。カッコ書きの部分は、相手が知らないために、それをすると悲鳴を上げてくれる、という意味である。
コイツ、まず天使であることが加点要素である。ライラと噛む。
そして、追放除去である。いやいや何を言っているんだ、と思われそうではあるが、ベナリア史やピア・ナラーのついでについてきた飛行機械、カーンの付録やフェニックスのトーテムポールなど、督励なしで一発除去が可能なカードは多い。
そしてもう一つ、シャライとも噛む。呪禁のくせに追放除去を持てる、シャライがやられそうなら逃がせるなど、やれることは多い。
更に言うなら、テクいことではあるが紛争達成に用いることができたり、督励するとエンドステップではないタイミングで戻せる可能性があったりと、やれることが細かく、それがまた奇襲性を上げる。栄光をもたらすものの攻撃、横には寝ているライラ、ジャスト4点で死ね天使⇒督励してライラ追放⇒死んだけどライラが立って戻っている⇒一方取りしたうえで5点ゲイン。まあ普通はブリンガーを攻撃前にトばすが。

ということで、メインはどうやら固まった。サイドに糾弾の天使をブッこんで次に進もうと思う。

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