次環境:ガルタをもう一度考える
2018年4月8日 Magic: The Gatheringみんな「鉄葉のチャンピオン」が来たことにより、いよいよ3tガルタか、という話になっている。
そもそもガルタを3手目に出す手段は既にあって、造り手、キラン、造り手からガルタ、というブンムーブなのだが、それが脆いと気づいた今、赤緑モンスターという形になっているわけである。
何が弱いのか。造り手はどうしても除去に弱い。ということはエルフも同じことである。が、いよいよ色を問わずに出来る、ということに注目が集まっているのだろう。
さて、本題に入ろう。ガルタを緑単色で組むことはすぐにできた。
出来たのだが。
いかんせん弱すぎる。
サンプルとしては
4ラノワールのエルフ
4マーフォークの枝渡り
3歩行バリスタ
4立て直しのケンラ
4鉄葉のチャンピオン
2不屈の神ロナス
3縄張り持ちのアロサウルス
4原初の飢え、ガルタ
---クリーチャー 28---
3キランの真意号
2領事の旗艦、スカイソブリン
4顕在的防御
---その他 9---
23土地
---土地 23---
以上である。
まず、除去が薄い点については何も言うまい。緑は除去に適さない。捕食や襲撃をとることも考えたが、数を並べるタイプにはどうしようもない。
そして、ソーサリータイミングでしか動けないデッキである。何もかもがかみ合わないなら、非常にもろい。脆すぎる。
ここで、考察をする。
①現状のアーキタイプがドミナリアで手に入れるもの
まずは、これを考察すべきだ。
すぐに新しいアーキタイプが現れることは、BMOまでの期間(狙いを定めるならここ)を鑑みても薄いだろう。つまり、既存のアップデートが主流である。
A:青黒系コントロール
a中略や巻き戻し、魔術師の反駁などの打ち消し
b:喪心や不純な捧げものという軽量除去
ことこのふたつ。特にaはコントロール待望の1枚を手に入れてしまったであろうことは想像に難くない。
除去にしても、喪心はあまりに万能、捧げものもめんどうなキッカーがあるとはいえ、ディスメンバー同等とみると強みがあるカード。
これらが来てしまうのはこのデッキにとって非常に厄介である。
B:白黒系トークン
C:白黒吸血鬼
b:喪心や不純な捧げものという軽量除去
c:重ねることのできるトークン生成装置、ベナリア史と、アーティファクトでないクリーチャーを全てつぶせるファイレクシア教典
これらか。特にbの捧げものは非常に使い勝手がよくなる。破壊不能だった神へ一瞬で対処ができる点を評価され、積まれてもおかしくはないだろう。cに関してもマナ帯がプロセッションとド被りするが、備蓄品から生み出されるトークンは消えないこと、ヤヘンニが破壊不能であることなどが有力ポイント。
D:緑黒系巻き付き蛇
d:フレイアリーズの歌による全体強化
bもあるが、とりあえず置いておく。一番強いのはこの歌だろう。すべてにカウンターを載せ、警戒とトランプルと破壊不能を得させるこのカードはさすがにまずい。
例によってマナ域はド被りだが、気にするものでもないだろう。
E:赤単
F:赤黒アグロ
e:トークンに強いゴブリンの鎖回しの獲得
赤黒アグロはさらにbを獲得している。このカードはトークン戦略に対して非常に強く当たれることと、クリーチャーであることが共存しており、はっきり言って弱い要素がない。トークンだけではない。タフネス1であるケンラやボーマットといった同型用のクリーチャーも狙い撃ちにされる。チャンドラも焼いたら消される。うん、サイドどころかメインに採用されるレベルのカードであることは疑う余地がない。
さて、ガルタに話を戻す(新アーキタイプは出そろうまで見ない)。
これだけ群雄割拠だったデッキに、果たして割り込む余地などあるのだろうか。
今、ギャラリーはすべて出そろっているわけではないので何を言うでもないというのはわかるし、実際緑のギャラリーは薄いので、まだ絶望するには早いだろう。
が、それにしても揃い始めたパーツがことごとく「お前のは妄想で止めておけ」とささやいているように見えるのだ。
なので、いったんガルタは端にどけよう、というのが結論。
そもそもガルタを3手目に出す手段は既にあって、造り手、キラン、造り手からガルタ、というブンムーブなのだが、それが脆いと気づいた今、赤緑モンスターという形になっているわけである。
何が弱いのか。造り手はどうしても除去に弱い。ということはエルフも同じことである。が、いよいよ色を問わずに出来る、ということに注目が集まっているのだろう。
さて、本題に入ろう。ガルタを緑単色で組むことはすぐにできた。
出来たのだが。
いかんせん弱すぎる。
サンプルとしては
4ラノワールのエルフ
4マーフォークの枝渡り
3歩行バリスタ
4立て直しのケンラ
4鉄葉のチャンピオン
2不屈の神ロナス
3縄張り持ちのアロサウルス
4原初の飢え、ガルタ
---クリーチャー 28---
3キランの真意号
2領事の旗艦、スカイソブリン
4顕在的防御
---その他 9---
23土地
---土地 23---
以上である。
まず、除去が薄い点については何も言うまい。緑は除去に適さない。捕食や襲撃をとることも考えたが、数を並べるタイプにはどうしようもない。
そして、ソーサリータイミングでしか動けないデッキである。何もかもがかみ合わないなら、非常にもろい。脆すぎる。
ここで、考察をする。
①現状のアーキタイプがドミナリアで手に入れるもの
まずは、これを考察すべきだ。
すぐに新しいアーキタイプが現れることは、BMOまでの期間(狙いを定めるならここ)を鑑みても薄いだろう。つまり、既存のアップデートが主流である。
A:青黒系コントロール
a中略や巻き戻し、魔術師の反駁などの打ち消し
b:喪心や不純な捧げものという軽量除去
ことこのふたつ。特にaはコントロール待望の1枚を手に入れてしまったであろうことは想像に難くない。
除去にしても、喪心はあまりに万能、捧げものもめんどうなキッカーがあるとはいえ、ディスメンバー同等とみると強みがあるカード。
これらが来てしまうのはこのデッキにとって非常に厄介である。
B:白黒系トークン
C:白黒吸血鬼
b:喪心や不純な捧げものという軽量除去
c:重ねることのできるトークン生成装置、ベナリア史と、アーティファクトでないクリーチャーを全てつぶせるファイレクシア教典
これらか。特にbの捧げものは非常に使い勝手がよくなる。破壊不能だった神へ一瞬で対処ができる点を評価され、積まれてもおかしくはないだろう。cに関してもマナ帯がプロセッションとド被りするが、備蓄品から生み出されるトークンは消えないこと、ヤヘンニが破壊不能であることなどが有力ポイント。
D:緑黒系巻き付き蛇
d:フレイアリーズの歌による全体強化
bもあるが、とりあえず置いておく。一番強いのはこの歌だろう。すべてにカウンターを載せ、警戒とトランプルと破壊不能を得させるこのカードはさすがにまずい。
例によってマナ域はド被りだが、気にするものでもないだろう。
E:赤単
F:赤黒アグロ
e:トークンに強いゴブリンの鎖回しの獲得
赤黒アグロはさらにbを獲得している。このカードはトークン戦略に対して非常に強く当たれることと、クリーチャーであることが共存しており、はっきり言って弱い要素がない。トークンだけではない。タフネス1であるケンラやボーマットといった同型用のクリーチャーも狙い撃ちにされる。チャンドラも焼いたら消される。うん、サイドどころかメインに採用されるレベルのカードであることは疑う余地がない。
さて、ガルタに話を戻す(新アーキタイプは出そろうまで見ない)。
これだけ群雄割拠だったデッキに、果たして割り込む余地などあるのだろうか。
今、ギャラリーはすべて出そろっているわけではないので何を言うでもないというのはわかるし、実際緑のギャラリーは薄いので、まだ絶望するには早いだろう。
が、それにしても揃い始めたパーツがことごとく「お前のは妄想で止めておけ」とささやいているように見えるのだ。
なので、いったんガルタは端にどけよう、というのが結論。
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