ひとまずのところ、パイオニアで禁止は出なかった。
勝率がよろしくないのが理由だそうだが、それは果たして他のデッキ-すなわち、ロータス、インバータ、ヘリバリ以外のもの-に対しての勝率なのだろうか、という疑問は頭をもたげっぱなしである。
三強状態(ヘリバリは一つ後ろにつくとしても)をウィザーズが歓迎しているともとれる、お前らやる気あるんか、と問いたくなる環境になったというか。

それでも、環境に対してのソリューションを探していかないといけないのが「このカードを使いたい」狂、鱗信者の自分。


22土地

4漁る軟泥
2ダクソス
4アジャニの群れ仲間
3不屈の追跡者
2アブザンの鷹匠
4搭載歩行機械
3太陽冠のヘリオッド
22クリーチャー

4硬化した鱗
2グレートヘンジ
3ドロモカの命令
2勇敢な姿勢
2活性機構
3寛大なるものアジャニ
16呪文

前回書き記した、バリスタがない場合のリスト。対応力は高めに取っているので、まっすぐ行って右ストレートしか使わない鱗親和よりはマシ。

ここから、まずバリスタを投入する。何を抜くか。たぶんダクソスと活性機構。この2枚だけ、明らかにコンボパーツっ気がありすぎて、シナジー前提になってしまうこと、群れ仲間は寛大アジャニ、ヘリオッド、軟泥、グレヘンと、12枚ものサポートを受けられるので、別に抜く必要まではない。やっても1枚減。
で、勇敢な姿勢も抜き取る。ここに強烈なコンボ潰しを入れればいい。ギデニキ? 違う。もっと単純だ。
運命のちらつき、これを投入する。
生身を守るという目的もあるが、それ以上に「相手白緑でギデオンも出さなかったしええやろ」というインバータコンボを、一撃で引きつぶすパーツである。真実を覆すものはエルドラージなのに唱えたときに誘発する能力ではない。comes into playなのである。つまり、ちらついたらライブラリーはいくら墓地が何枚あろうと消し飛ぶ。
変異エルドラージという選択肢も考えたが、盤面にいるという圧は逆にうざったい。あいつがいるから迂回ルート、というやり方を与えるだけである。
まあ、手札を覗くのが得意な黒と青である。抜かれる可能性もないわけではないが、オープンハンドに持っている=抜かれてもいつ飛んでくるかわからない、という重圧を与えるほうがいい。

ただ、これは一発芸に近い。もう一つ(もちろんギデニキを使うこと前提にして、さらに一つ)対応策を持っておくべきだろう。
最近ツイートやコラムなどで見かけるのは「信託者3、ジェイス4」といった、PWのほうが対処されづらいからこっち、といったもの。
緑には、それを潰せる手段がある。しかも、先ほどと同じ一発芸クラスの。
威圧の誇示、これである。
信託者には無力であるが、ジェイスに対しては強烈な刺さり方となる。というか、ドローできない、1マナ重い代わりに破壊という役割を与えられた夏の帳である。うん、役割違いすぎるわコレ。

ブリーチにも対策をとって、と言いたいが、そもそもこのデッキ、メインから7枚は対策が取れているため、そんな必要ない(わけではないが)。
運命のちらつきがクソの役にも立たないため、ここをギデオンに差し替えつつ、鷹匠が抜けるので、ここを強烈なコンボ潰しに割く。カンパニーにも刺さるし織あたりで。

ヘリバリにも実際ちらつき、ドロコマが対策になってくれているので、針か何かぶっ刺すか、と思ったが、何抜く問題になりそうなので、一旦見ない。青白もとりあえずOK。活性機構でも入れとけば、カウンターシナジーでつぶし切れないだろう。
黒単には、カリタスさえ屠ってしまえばこちら優勢と見たいが、プッシュが刺さる。げんなりするレベルで刺さる。
サイドは、シャライかな。
これでとりあえずメインは丸目の緑白鱗になりそう。

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