つまりは、環境の先取りを少ししてみようかな、と。

柔軟な改定制度のおかげで、いつ禁止の制定がでてもおかしくはないのだが、明らかにパイオニアはコンボに寄りすぎ、環境をゆがめてしまっていると考えることが出来る。
制定当初からコンボ的なムーブと支配的なカードを嫌っているパイオニアが、こんな風になっているというのも割と嘆かわしい限りで、おおよそ遠くないうちに禁止の裁定が下るカードは少なくないと考える。

一斉禁止になりうるであろうカード群を列挙すると
・神秘を操るものジェイス
・タッサの信託者
たぶん筆頭。これら2枚の禁止はインバータとロータスに刺さるため。ただし、
・真実を覆すもの
・死の国からの脱出
という二種での禁止改定もありうる。これらを禁止する、ということで、間違いなくコンボが消滅するためである。ただ、ロータスだけはどちらのパターンでもX火力があるので止められるかどうかは微妙なところ。

・太陽冠のヘリオッド
・歩行バリスタ
どちらかが禁止候補。鱗というアーキタイプを考えるとヘリオッドの可能性が高いかな、と。
ただし、ヘリオッド禁止によって白単が一歩下がるということには目を向けてしかるべき案件なので、バリスタを禁止するという選択は大いにありうる。

・思考囲い
・致命的な一押し
大穴枠。たぶん大丈夫。

・時を超えた探索
・宝船の巡航
穴ではあるが、ありえなくはない候補。ただ、信託者とジェイスとの一斉禁止は青不在の環境を作りかねないためないのではなかろうかと。
もしこれを落とすなら、インバータと死の国の二種が落ちる候補に挙がる。


これらの禁止候補(独断)から、次のパイオニアがどうなるかの考察。

・コンボがかなり少なくなる
というか、4ターンで決着するデッキがなくなる。パイオニア独特のデッキは消えるかもしれないが、スタンダード最強決定戦程度にちゃんと落ち着くのなら、初心者からの移行にはちょうどいいんじゃないかな、とは思う。

・フェアな単色デッキが台頭する
白単は一歩下がる可能性があるが、青単、黒単、赤単、緑単はそれぞれ台頭する可能性を大いに秘めている。悪いことではない。あまりに単色デッキが暴れてしまうと、ニクソスが消える可能性があるが。

・単色デッキを呑むコントロールが少し復権
少し、とは書いたが、そもそも権利があるので、台頭に近い。ボードコントロールが得意な青黒、大振りなところはあるがテフェリーを擁する青白は可能性高し。

・多色ミッドレンジが息をしていないように見えて、ちゃんといたりする
ミッドレンジというにはウィニーに近いスピリット、バンカン(人間系)、ランプ辺りは残ると予想。鱗はバリスタが消えると息がしづらいものの、海蛇とハンガーによる純粋なビートへの切り替えがありうるため、油断しづらい。あと、5cニヴはたぶん生きている。


取らぬ狸のなんとやら。推測に近いが、こうなってもいいよな、という妄想だった。

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