久しぶりに書く割には随分とお堅いタイトル。
というのも。鱗デッキにおいて鱗は8枚も必要であるか否か、という議論をしておきたいからである。
無意味な否定はしない。しかし、自分自身鱗というデッキにおいて鱗そのものは4枚が適正レベルと考えるからである。
鱗、というアーキタイプが成立したのはスタンダード。Tier2以下のローグに近いポジションでありながら、その爆発力が類を見ない、現代によみがえったミラクルグロウ、などと形容されるデッキであったと思う。
そのグロウを担ったのはマナ喰らいのハイドラ。どこからでも呪文に反応して成長していくトランプル生物。これが鱗とかみ合った。
鱗の召使い、搭載歩行機械、鷹匠。そしてフィニッシャーは毅然さの化身。これがスタンダードの鱗デッキである。
鱗の有用性が認められて、次に発生したのはモダンだったと思う。鱗親和である。
こちらは鱗でラヴィジャの動きを爆発させていく、というのがおおよそのコンセプトである。
並べる必要もない、搭載歩行機械のカウンターはラヴィジャがすべておいしくいただき、ゲスの玉座が増やし、働き手がつなぎ、バリスタやインクモスでフィニッシュムーヴ。
鱗生物が来た、と話題になった霊気紛争以降のスタンダード。蛇、リシュカー、そしてバリスタ。役者がそろえば緑のギアハルクが全員をモリモリと育て上げ、強烈無比な一撃を叩き込む。
これら3つに共通するのは何か。
カウンターを「乗せる」動きそのものの強みである。そのエッセンスとして鱗と蛇がいただけの話、とも置き換えてよさそうである。
8枚体制を築くことは、置く動きそのものを阻害する可能性があり、あまりよさそうに見えない。なので4枚を推すのである。
巷では緑黒が隆盛しているようではあるが。
置く動きに重点を置くならば、別に緑青でも構わないのである。緑白でも構わないのである。緑赤だっていいのである。
ちなみに、8鱗も緑青も赤緑も試してはみた。一番弱かったのは赤緑。野生の律動がある、という一点が阻害要素になってしまった。
緑青は相手の妨害に向いたが、一度置いたら次がない。継続的に置いていける色は緑白だった。
ヘリオッドが来たのは僥倖。バリスタコンボもさることながら、これ自体が継続的なトリガーになり得るのである。
今組んでいる、そしてグランプリに持ち込むのは鱗親和。
ちょろっとだけテクニックを。
対スピリット
全力で動かないか、あるいは土地が伸びすぎたりしたら全力で動くかの2択。できれば5マナ以上をかけて動く、というのが理想形。サイドから全除去を積み、とっとと見せてから呪文捕らえをドロコマで消す、というムーブを意識。
対赤単
ドロコマに全力。かなりの有利がつく。除去を抜いて破壊体制をつける。
対二ヴ
ヘリバリさえそろえば勝ち。相手がフルタップでニヴ出してこようものならお客様なのでもうどうぞどうぞと。
対緑単
いかに怪物を消していくかが重要なので、メインを放棄してサイドからラス。ドロコマが効きづらいマッチアップなので、フル交換or枚数減らしが必須。
対鱗
なんとお客様。緑白はドロコマが積めるので、緑黒なら一発で鱗2枚分を消すことも可能。
緑白とのマッチアップでもドロコマは抜かない。絶対にヘリバリが勝負を決するタイミングがあるため、エンチャントをサクリファイスさせるドロコマは化け物となりうる。
対黒単
思考囲いとプッシュだけが難しいマッチアップ。あとは知らない。身の多いハンドからスタートする必要性が高い。
対青黒ライブラリー消し飛ばし
諦めがついた。あいつをつぶすのは難しい。やるならガイアの祝福でも。
対青白コントロール
クリーチャーを除去する必要がない、インスタントが使いづらい=間違いなくドロコマが抜ける。全除去に対する耐性がいるので、英雄的介入は必須。バーディクトを対処できるのあれだけだし。
とりあえず勝てないマッチアップはなさそう、と読んでいる。あとはプレイング次第。
まあ、やれるだけやってみるか。
というのも。鱗デッキにおいて鱗は8枚も必要であるか否か、という議論をしておきたいからである。
無意味な否定はしない。しかし、自分自身鱗というデッキにおいて鱗そのものは4枚が適正レベルと考えるからである。
鱗、というアーキタイプが成立したのはスタンダード。Tier2以下のローグに近いポジションでありながら、その爆発力が類を見ない、現代によみがえったミラクルグロウ、などと形容されるデッキであったと思う。
そのグロウを担ったのはマナ喰らいのハイドラ。どこからでも呪文に反応して成長していくトランプル生物。これが鱗とかみ合った。
鱗の召使い、搭載歩行機械、鷹匠。そしてフィニッシャーは毅然さの化身。これがスタンダードの鱗デッキである。
鱗の有用性が認められて、次に発生したのはモダンだったと思う。鱗親和である。
こちらは鱗でラヴィジャの動きを爆発させていく、というのがおおよそのコンセプトである。
並べる必要もない、搭載歩行機械のカウンターはラヴィジャがすべておいしくいただき、ゲスの玉座が増やし、働き手がつなぎ、バリスタやインクモスでフィニッシュムーヴ。
鱗生物が来た、と話題になった霊気紛争以降のスタンダード。蛇、リシュカー、そしてバリスタ。役者がそろえば緑のギアハルクが全員をモリモリと育て上げ、強烈無比な一撃を叩き込む。
これら3つに共通するのは何か。
カウンターを「乗せる」動きそのものの強みである。そのエッセンスとして鱗と蛇がいただけの話、とも置き換えてよさそうである。
8枚体制を築くことは、置く動きそのものを阻害する可能性があり、あまりよさそうに見えない。なので4枚を推すのである。
巷では緑黒が隆盛しているようではあるが。
置く動きに重点を置くならば、別に緑青でも構わないのである。緑白でも構わないのである。緑赤だっていいのである。
ちなみに、8鱗も緑青も赤緑も試してはみた。一番弱かったのは赤緑。野生の律動がある、という一点が阻害要素になってしまった。
緑青は相手の妨害に向いたが、一度置いたら次がない。継続的に置いていける色は緑白だった。
ヘリオッドが来たのは僥倖。バリスタコンボもさることながら、これ自体が継続的なトリガーになり得るのである。
今組んでいる、そしてグランプリに持ち込むのは鱗親和。
ちょろっとだけテクニックを。
対スピリット
全力で動かないか、あるいは土地が伸びすぎたりしたら全力で動くかの2択。できれば5マナ以上をかけて動く、というのが理想形。サイドから全除去を積み、とっとと見せてから呪文捕らえをドロコマで消す、というムーブを意識。
対赤単
ドロコマに全力。かなりの有利がつく。除去を抜いて破壊体制をつける。
対二ヴ
ヘリバリさえそろえば勝ち。相手がフルタップでニヴ出してこようものならお客様なのでもうどうぞどうぞと。
対緑単
いかに怪物を消していくかが重要なので、メインを放棄してサイドからラス。ドロコマが効きづらいマッチアップなので、フル交換or枚数減らしが必須。
対鱗
なんとお客様。緑白はドロコマが積めるので、緑黒なら一発で鱗2枚分を消すことも可能。
緑白とのマッチアップでもドロコマは抜かない。絶対にヘリバリが勝負を決するタイミングがあるため、エンチャントをサクリファイスさせるドロコマは化け物となりうる。
対黒単
思考囲いとプッシュだけが難しいマッチアップ。あとは知らない。身の多いハンドからスタートする必要性が高い。
対青黒ライブラリー消し飛ばし
諦めがついた。あいつをつぶすのは難しい。やるならガイアの祝福でも。
対青白コントロール
クリーチャーを除去する必要がない、インスタントが使いづらい=間違いなくドロコマが抜ける。全除去に対する耐性がいるので、英雄的介入は必須。バーディクトを対処できるのあれだけだし。
とりあえず勝てないマッチアップはなさそう、と読んでいる。あとはプレイング次第。
まあ、やれるだけやってみるか。
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