今回はカラデシュを個人的に少し予想する。次のブロックを予想することは、自分としてはデッキ構築をする際に(当たっていれば)アドバンテージになるので、暇ならやっておくべきかなと思う事柄だったりする。


・ブロックのPWは5人以下の可能性
いきなりだが、これはほぼ断定でいいと思う。
今回からプレインズウォーカーキット(だったっけ?)が発売される(しかもそのセットはスタン・モダンとも使用可能)こと、必ずそのセットには『そのセットにしか存在しないPW』を含むため(初心者がとっつきやすい性能になるらしいが)、ブロックで5人を出すと合計で6種が使えることになる。SOI~EMNの6人は例外と発言しているため、2の2という割り振りも考えられる。ちなみにこうなったときに外れていくのはチャンドラで決定。

・どの色でも公平にアーティファクトを扱えるかどうか
難しい課題だが、緑が厳しい、というのはわかる。色の役割もそうだが、緑にそういうの(アーティファクトの数を数えさせるタイプのカード)を掴ませると、不屈の追跡者などの「調査を行う」系カードがバランスを崩しかねない。逆に言えば、そういうカードが出てきたら(そしてある程度強ければ)スタンの緑はかなり骨太になる。
青と赤は言うまでもなくアーティファクトの色なので、むしろ色付きアーティファクトが出てきても驚かないレベル。黒と白もエスパーの特徴性を考えるとそのとおりなのだけれど、今回は白が微妙かな、と感じる。カラデシュの景観から考えると、平地と森が似通っていること、沼が地下水路で表現されていること(≒白よりは黒のほうがアーティファクトの扱いにたけている設定か?)が理由。

・キーワード能力
今回、再録はないということらしい。金属術も親和もないということだ。ありがたい。
期待が高まっているのは「からくり」だが、個人的にはあまり高くない、と見たい。元祖たる《蒸気打ちの親分》がゴブリンであり、カラデシュ次元にいると断定されていないこと、「組み立てる」についてもルール文章でまったく明言されていないことが根拠(新たにキーワード処理化するのはcreateであってassembleではない。また、二つ以上のものを組み合わせることは今回の異界月で合体メカニズムを通しておこなってしまった)。ありうるなら霊気紛争かな、とも(理由は後述)。
もし未来予知からくるとするなら「城砦化」かな、と考えてしまうが、フォートレスと呼ぶには送電線(霊気を運ぶアレ)が邪魔だろうし、たぶんこれもフレーバー的にパス。
一方でティンカーに少し目を向けたような「アーティファクト(あるいは何がしかのパーマネント)を割ってアーティファクト・トークンを作り出す」ような能力ならあり得ると考える。これならば昂揚や手がかりシナジー系とも咬むため、スタンダードとしてはつなげやすいわけだ(BFZ~SOIは無色が、KTK~DTK/ORI~BFZは多色がそれぞれつないだといえる)。

・createのキーワード処理
トークンを戦場に出すことをキーワード処理にすることはプロモの《潮からの蘇生》で確定。
こういう「フレーバー的な」処理のキーワード化というと、死亡が記憶に新しいか。となると考え得ることは「トークンを生み出すカードが増える」こと、これに尽きるだろう。ただし、クリーチャー・トークンのみならず、エンチャント、アーティファクト、土地とパーマネントは広い(PWはさすがに除外)。
ここで一つ注意しなければならないカードがある。《再度の収穫》。スタンで使用可能な、トークンを倍加してしまうカードである。となると、あまり強烈な効果のトークンや、かなりの数を一気に生成するカードはそう多くは収録されないだろう。よくて二つが限度とみるべきか。

・むしろカラデシュはアーティファクトを基軸に据えたセットなのかどうか
アーティファクト次元であることは間違いがなく、魔術師が誕生しづらいということもオリジンで分かっている(チャンドラはそれが原因で疎まれたんじゃなかっただろうか)。
だが、ドビンさんが平然と存在できていること(魔術的に疎まれやすいはずが上層部にいる)やエルフがいること、そして風景が意外にも自然に溢れていることから、そこまで強烈にアーティファクト推しをする環境ではないのかな、とも少し考えてしまう。
アーティファクトはトークンや色のないものが少し多いくらいで、それを霊気紛争で「組み立てる」作業になったりするのではなかろうか、と。


以上、勝手な考察。いったいどれだけ当たっているのやら。

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