それは「カンパニーデッキはラリーデッキではない」という点。
バントカンパニーにアヴァシンを挿せるように、ジャンドカンパニーであるという意識(=クリーチャーは3マナまで)にとらわれすぎた結果、4マナ圏以降が薄すぎ、という気付きを起こした。

つまり、ちょっとならはみ出しても強いクリーチャーを採用できる枠がある、ということだ。
選択肢はいくつかある。
・雷破の執政
言わずと知れた4マナ4/4のアドすぎる生物。オリヴィアからの雷破、というのは真っ先に考え付かれたロマン。
・ゲトの裏切り者、カリタス
アドすぎる生物そのに。地上である点は見過ごせないものの、ドラーナからつなげやすく、オリヴィアがいるとまるでサイ、というかそれ以上になる。
・ゴブリンの闇住まい
5マナのくせにパフォーマンスは最大8マナの生もの。ただし、クリーチャーデッキである点を鑑みると採用する価値は薄い。
・放浪する森林
4マナ最大の生物。6/6のパフォーマンスはオリヴィアが、それ以上のパフォーマンスはドラーナがそれぞれ保証。警戒もトランプルも◎
・精神壊しの悪魔
サイが飛び始めた結果。昂揚を達成せずとも、要は少しずつクロック差を広げればいいという考えなら強い。強いのだが。

さて、どれを採用するか。
まず闇住まいは早々に退場。インスタントがカンパニーと闇の掌握、ソーサリーに苦い真理とあるが、合計で一ケタしか呪文を採用していないため。
次に精神壊しの悪魔も退場。理由もほぼ同じ。昂揚達成はほぼないため、一発フィニッシュするだけの生ものに用はない。
森林は6/6保障がほぼおまけで限界値は5/5と考えると、地上生物としてはちょっと弱い。いや、地上生物であるからこそ弱い。ドラーナが生き残る可能性も濃くはないだろうし、オリヴィアがエンド際のカンパニーで出る保証もない。
表に雷破、裏にカリタスをつむことに。バントカンパニーとは真逆、上から攻め込むことでライフ差を埋め、離していく、という動きに寄せることにした。

サイドボードのプランははっきりと「カンパニーからコントロール系ミッドレンジへさしなおせる」プランニングが基本になるように。つまりカンパニーが抜ける可能性もある。そうすることで白系相手のサイドプランが狂うこと、そしてこちらとしてもクリーチャーの数を少し減らして呪文寄せを行えることできっちりさばけるデッキを作る、一種の変形サイドボードのような動きをとれるようにした。

はたして、これでいけるかは微妙だが、手ごたえはありそう。

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